もう一人の時空の覇者の話

GBサガ

時空の覇者の世界の構造のことを考えている
これって無限ループになりませんか…?作中の設定とかED描写とか、時系列とかちょっと考えると混乱するんですけど、メタな見方してそういうのも面白いな…と思いましたボラージュには地獄だが…

EDでデューンたちは過去に帰ることを選択しますが、水瓶が消滅した過去はデューンたちが本当に知っている過去のままなのだろうか、その上で、過去に戻ったデューンたちが過去で時を過ごし、そこから今滅びの未来と呼ばれる時間軸に到達するとき、それはどうなっているのだろうか…とか考えたらちょっとクラクラしてきます
あとジュピターはもしかしてどのような状況でも子供(デューン)が産まれたらすぐに手放さなければいけない運命になるんでしょうか…?
そう考えると息子と必ず離れなければいけないジュピターの心境とは…………
滅びの未来において過去に送らなければいけない子供たちは、水瓶が滅んだら滅びの未来は無くなるのだから過去に送る必要はない?それだとタイムパラドクスはどうなるのだろうか
手放さなくていいと考えると、デューンたち三人は同時間軸に二人いることになるのですがその場合彼等はどうなるんでしょうか
そもそも水瓶が消滅したら全てが歴史修正されるのでしょうか
過去を変えたら未来も変わるってある意味で罪だよねって話をワンダラーもしてますしね……正しさって何なのでしょうか

そもそもSoLの世界線もこの一回で終わるのか?と感じました(これはメタ視点です)
なんかワンタラーさんの台詞見るに何度も繰り返したっぽいことを匂わせているんですよね。ならばこのなかなか悪くない選択だった世界戦(今回)だけで本当にラグナとソールの戦いって終わるんでしょうか
もしかして最良ではなかった選択肢って無限にあるし、今後もまたある可能性はゼロではないんじゃないでしょうか
その場合今回のように悪くない選択がとれるのだろうか
四人全員が五体満足で生存できるのだろうか、そもそもボラージュの思惑通り、彼らは心折れることなくラグナまで確実に辿り着けるのだろうか?とかそういうことを考えてしまいます

そういうことを考えて、その上でボラージュの立ち位置って本当に特殊だよなぁと思いました
水瓶が滅ぶにしても滅ばないにしても、彼の元居た世界って完全には無いんですよね
つまりあの世界でただ一人だけ居場所が定まらないまま終わるキャラクターになります。個人的に未来軸でジュピターといつまでも寄り添って欲しいが…
そういうことを考えるとサガ3の世界って深くて面白いな…と思います
サガ3において全ての話の特異点がボラージュになるの、ほんとうにキャラクター造形としてゲームキャラ史上類を見ないほどに面白いキャラだなと感じます
だけどボラージュだけが常に一人だけ世界の輪廻から外れているんですよね。あの世界の中心にいながらもあの世界から常に外されている存在なわけです。なんて立ち位置だ…

もしかしたらボラージュさんひとりだけ全てがぐちゃぐちゃになって取り返しがつかない世界軸に辿り着くかもしれないね
それとも時空の狭間が崩壊することも受け入れて、最後にやりたいことだけやるボラージュもいるのかもしれないね……
自分の大好きな人と滅びを受け入れたいよね……

この絵はデューンでもジュピターでもどちらでもいいです
俺の掌の中で生きる小さな命
俺がいつでも潰せる

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